タイポグラフィの世界  
     
  ●図16 
弘道軒清朝体で組んだ『東京日日新聞』(明治20年1月6日第4544号、部分)と木版印刷の小室樵山編并書者『新撰人民万字文』(明治11年 9月刊) 活字と手書き木版の書風と線質に若干の違いが見られる。金属材への直刻により線質はより鋭くなったのかもしれない。