Randot X

特長

FMスクリーンならではの豊かな階調表現と高品位印刷を実現

一般的に使用されているAMスクリーンは、網点が一定の間隔で規則的に並んでおり、網点の大小で色の濃淡を表現します。このため、安定した調子表現が得られ、印刷しやすい長所を持っています。
しかしながら、細かい柄の印刷などでは、モアレが発生する可能性を否定できません。 FMスクリーンは一定の大きさの網点をランダムに分布させ、その密度によって濃淡を表現することでこの課題を解決。
しかも、新開発のRandot Xを使用した印刷物は、ハイブリッドスクリーニングであるFairdotと同様にオプティカルドットゲインの効果により彩度が向上し、中間のガモット(色再現領域)が拡大。
美しく鮮明な色再現を実現します。さらに、従来のFM網点の課題となっていた粒状性を大幅に改善することにより、一段と高品位な印刷が可能になりました。


Randot Xのメリット

美しい連続調の品質

Randot Xは色彩豊かな再現性に加えて、シャドウのつぶれが少なく、シャープな質感、鮮明なディテール表現を可能にします。
また、干渉モアレやロゼッタモアレはもちろん、急激なトーンジャンプも解消。効率的な光の吸収により、AMスクリーンでは得られない鮮やかな中間色と広い色再現を可能にするなど、ワンランク上の美しい連続調の印刷品質を実現します。


滑らかな中間調表現

従来のFMスクリーンはランダムな網点配列により、モアレや線切れを抑えるという長所がある一方、中間調のざらつきや不規則なパターンの発生などの課題がありました。
Randot Xは、中間領域に整然としたドットパターンを形成することにより、この問題を解消。階調の安定化によって、滑らかな色再現が可能となります。


細線の線切れを解消

ハイライト・シャドウ領域には、網点をランダムに配置。このためモアレや線切れなどの問題は解消され、布地やスピーカーのメッシュ、CRTのスクリーンショットなど、従来印刷法では線切れが起こりやすいモチーフを用いた商用印刷物も高品位な印刷が可能です。
AMスクリーニングで印刷した住宅の平面図などに多用されるハーフトーンの細線が、線切れすることなくシャープに再現できるのもRandot Xの実力です。


ロゼッタモアレを解消

AM網で印刷した靴や、車のタイヤ、瓶などに発生しやすいハイライトからシャドウに移る中間で発生するロゼッタモアレも、Randot Xで印刷すれば解消します。


印刷のトラブルを未然に防止

Randot Xは、オプティカルドットゲインの効果により、インキ使用量を削減。これに伴い、湿し水を減らして運用する為、紙伸びが抑えられ、見当精度が向上します。
また、インキ皮膜が薄いため、印刷のこすれや、裏写りを防ぐことができます。しかも、網角度を持たないので、モアレを考慮した網角度の設計が不要です。


Randot Xの網点形状

AMスクリーニングとFMスクリーニングの違いは、網点形状拡大図のように、一定の大きさの網点を用い、密度を変化させることで階調を表現するところにあります。


コスト削減にも大きな効果

175線の印刷に比べ、オプティカルドットゲインの効果により彩度が向上。インキ使用量の削減効果があります。あわせて、パウダー使用量も削減でき、素早く乾燥。両面印刷時の印刷準備時間が短縮できます。
※印刷諸条件により異なります。


CTPの能力をさらに引き出す

Randot Xは、SCREENのサーマルプレートレコーダー「PlateRiteシリーズ」でサポートされています。PlateRiteで形成する非常にシャープな網点が、Randot Xの性能を十分に発揮させることを可能にします。Randot Xは、Trueflow、AD-810MXのRIPに搭載できます。


3種類の最小網点サイズを用意

一般的な印刷設備に即応できる20μに加え、高精細な印刷環境に対応する15μ、10μも準備。3タイプのラインアップで、さらに広い色再現、高精細印刷を実現。幅広い印刷物に対応することができます。


安定した印刷が可能

Randot Xは、従来のFM網点と比較し、格段に印刷しやすくなっています。また、高精細印刷の特徴であるベタ濃度の変化や印刷機の変動による色の転びが少ない効果を兼ね備えており、安定した印刷が行えます。

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