カラージーニアスDCは、デジタルカメラ毎に異なるRGB画像の特長は活かしながら、標準的なJapan Color 2001Coatedに準拠した印刷色領域内に、最適なCMYK画像として変換。
誰にでも簡単に、直感的に使える操作性を追求しています。製版ノウハウを結集したAIセットアップ、キーワードセットアップによって、操作はとても簡単。
さらにスキルレス、自動化を発展させる「シャープネスAI」やICCプロファイル変換をエミュレートする「AIバイパス」など新機能が充実。誰にでも、ワンクリックでよりハイセンスなCMYK画像に変換できます。
原稿(RGB画像)の持つ濃度域(ハイライトからシャドウ)に最適なCMYKの網点をつけ、調子再現を行います。
被写体・仕上がりキーワードにより、お好みの仕上がりを演出できます。プロが行う画像補正の製版ノウハウを予めキーワードとして登録してあり、好みに応じて何度でもシミュレーションして、多彩な表現を演出できます。
デジタルカメラの機種、撮影条件に関わらず、RGB画像の解析結果から印刷用画像に最適なシャープネス効果を自動判定・自動最適化します。1点ごとの変換はもちろん、サーバー/バッチ処理における品質向上で顕著な効果が得られます。
AIセットアップで行う変換モードに対し、このモードはICCプロファイルによるCMYK 変換のように、原稿のハイライト/シャドウを変えずにカラージーニアスでCMYK 変換する機能です。単純なICCプロファイル変換ではなく、キーワードによる微調整やシャープネスが同時に処理できるので、非常に高い品質が得られます。
カラージーニアスDCは、なぜワンクリックで印刷に最適なCMYK変換ができるのでしょう? その答えは、印刷向けの調子再現特性(トーンリプロダクション、トーン)とシャープネス処理を大日本スクリーンのスキャナ画像処理技術をバックボーンに自動処理しているからです。
モニターやポジ原稿と同じように見せるため、印刷では視覚的に好ましく見える特有のトーンで変換します。
トーンはCMYKの各インキ毎に設定されます。カラージーニアスDCは、原稿毎にどの画素をハイライト/シャドウに選んで、何%の網点をつけるか、どんなトーンで変換すれば好ましいか?シャープネスの強弱は?という製版エキスパートの判断を瞬時に行います。

おなじみのキーワードがよりハイセンスで、ナチュラルな表現になるようプリセットの内容がモディファイされました。(当社従来比)操作はこれまでの使いやすさを継承しています。
原稿に応じて補正を行う被写体キーワードと感覚的な補正をわかりやすい言葉でまとめた仕上がりキーワードを用意しています。本格的な補正が初めての方も製版熟練の方も、自分のイメージに合ったキーワードを選ぶだけで、好みの画像補正で多彩な表現ができます。
被写体/仕上がりキーワードはそれぞれ最大64個まで登録、カスタマイズできます。

CMYK画像の品質は、そのまま印刷物の評価を決めてしまいます。一般の画像処理ソフトによるCMYK変換では、まさに「手を抜けば品質に影響し、こだわれば多くの時間を費やす」というジレンマに陥ります。
高い品質のCMYK変換が効率よく行えるカラージーニアスDCで、この課題を解消し、改善した効率(時間)は、付加価値の向上に使いましょう。
カラージーニアスDCの特長のひとつに、CMYK変換のセットアップを記録しておく「レシピ」があります。レシピの活用で、
1)初校の直しに対応できるばかりでなく、
2)CMYK変換の品質を複数のデザイナーやDTPオペレータ間で共有したり、
3)大量のCMYK変換にバッチ処理で対応できます。
レシピは、カラージーニアスDCユーザーアプリケーションで作成します。
「素材(RGB)をお好みに合わせてどう料理(CMYK変換)するか?」・・・だから、この変換情報を料理にちなんでレシピと呼びます。
レシピには変換テーブルやキーワードなどの情報がすべて含まれており、全く別のマシン上のカラージーニアスDCでも同じシミュレーションを再現し確認・共有できます。
レシピには、パスワード機能があり、お客様のノウハウ、基準にセキュリティがかけられます。
※レシピファイルは上位互換で動作します。
入力キャリブレーション作業の簡略化
RGB画像ファイルを開く際に、Exifデータや埋め込まれたICCプロファイルを参照、自動認識して入力キャリブレーションを行うので、操作が簡略化されました。これによりオペレーションミスによる「色が変わった」などのトラブルが防げます。
SpektaColor運用への対応
RGB→RGB変換の標準データも搭載していますので、任意のRGB画像に対して、SpektaColor運用のように、AdobeRGBカラースペースに準拠した印刷に最適なHL/SD値に補正された別のRGB画像に変換・保存できます。多色印刷やデジタルオンデマンド印刷向けの画像最適化ソフトとしてもフルに活用いただけます。
切り抜きパスを保存できさらに効率アップ
EPS、TIFF、JPEGの切り抜きパスを保持したままCMYK画像に変換、保存が可能です。これにより一般的な画像処理ソフトウエアで変換後の切り抜きパス作業が無くなり作業効率がアップします。(原寸変換の場合に限ります)
高精細リサイズモジュールの搭載
画像は拡大率が高くなるほど全体にねむくなり、変換時に最適なシャープネスが掛かりにくくなります。300%を超えるような拡大の場合は、高精細リサイズモジュールを利用して、よりシャープな仕上がりの画像を作成できます。