【販売終了】Comicool EX(年間ランセンス版)

豆知識 Part7

「豆知識」ページでは、Comicool使用上のコツについて、随時ご紹介していきます。
週に一度のペースで更新してゆきますので、気軽にお読みください!
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2009年7月21日発行
~「線画濃度自動調整」機能のコツをご紹介 ~ 編

1.線画のレベル補正とは

線画をスキャンした画像は、裏写りや紙の材質の影響が出るためそのままでは彩色作業に適しません。
そこで一般的に、Photoshop の「レベル補正機能」を使って「彩色の前処理」が行われます。ここでいう「前処理」とは、紙の色が255、ベタの色が0になるように画素濃度を調整し、中間調として現れる裏移りや紙のノイズを除去する処理です。
しかし、Photoshopの「レベル補正機能」は、手作業で細かな数値を設定する必要があり、また設定を誤ると、トーンが潰れたり細かい線を壊したりするという問題点があります。
(Photoshop には「自動レベル補正機能」も用意されていますが、これは自然画に対して有効な機能であって、線画に対してはうまく機能しないようです。)

2. Comicool の「線画濃度自動調整」機能で、らくらく解決!

tips7-1%262.bmp

Comicool の「線画濃度自動調整」機能は、細かいパラメータ設定等を必要とせず、ワンクリックで、その画像に最適なレベル補正を行うことができます。
つまり、トーンの潰れや細かい線の再現の問題を最小限に抑えた上で、濃淡がはっきりした画像に補正し、裏移りや紙のノイズの影響を低減することができます。
ワンクリックで行えるため、初心者でも簡単に作業を進めることができます。 また、上級者の方はいくつかの設定を変更することで、自分好みの画像に自動補正することも可能です。


(1)OKボタンを押すだけで自動補正
tips7-3.jpg

(2)裏移りを低減し、紙部分の画素濃度は255に
tips7-4%265.bmp

(3)ベタ部分の画素濃度は0に
tips7-6%267.bmp

(4)トーンは潰れない
tips7-8%269.bmp

3.バッチ処理でさらに便利

Photoshopの「バッチ処理(複数枚の画像を一括処理)」機能は、大量の画像を処理するときに便利です。
例えば、漫画一冊分をスキャンした後、全ページに対してレベル補正をかけたい場合などに活用できます。
しかし、バッチ処理を行う場合は、複数枚の画像に対して同じパラメータでしか処理できないという制限があります。
すべてのページに一様のノイズが乗っていれば問題ないのですが、なかなかそうはいきません。各ページの処理に最適なパラメータには、ばらつきがあるからです。
そこで、Comicool の「線画濃度自動調整」機能が役に立ちます。「線画濃度自動調整」機能をバッチ処理として登録すれば、各ページに対して最適なパラメータを自動計算するので、バッチ処理でもページ毎に最適なレベル補正ができます。

*バッチ処理は、Photoshopの画面から、<ファイル> ⇒ <自動処理> ⇒ <バッチ> で使用できます。

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次回は、
~トーン領域作成機能のコツ~ 編
煩わしい領域選択作業はもう必要ありません。
簡単な作業でトーン領域を抽出する方法をご紹介します。
乞うご期待。

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