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製品情報

EQUIOS Online

今こそ印刷の業務スタイルに、デジタル変革を

EQUIOS Online は、インターネットを介してクライアント・印刷会社・制作会社のスムーズな連携を可能にし、ミスやロスのない業務フローを構築。リモートでの効率的な入稿・校正やスムーズな進捗管理を実現します。
さらに、印刷会社本来の営業活動や制作・製版業務のパフォーマンス向上を推進し、オンラインによる校正作業は、クライアント、制作会社、印刷会社の業務効率につながり、サスティナブルな働き方へと変化をもたらします。



特長


クライアントの抱える課題

1. 入稿・校正業務の手間 リモートワーク中心になり、従来手渡しで行っていたデータ入稿や校正のデジタル化が進んだ。その一方で入稿データ容量の管理や進捗確認、校正指示をメール、電話などで行う必要があり、作業が複雑化し、間違いも増えている。カタログなどの大量の校正紙を自宅でプリントアウトするのも大変。

2. 進捗管理が大きな負担に 地域ごとに内容が異なる全国展開のカタログ類やフランチャイズのチラシ類などは、多くの校正者がいるため、校正責任者は、各担当者への校正依頼や進捗管理などの負担が大きい。朱書きの集約も大変で、短納期に間に合わない。

EQUIOS Online で解決

1. 効率的な入稿・校正 インターネット環境とWebブラウザが使用できる端末があれば、いつでも、どこでも入稿・校正作業が可能に。紙に直接書き込む必要がなく、ペーパーレスで作業ができ快適なリモートワークをサポートします。

フローイメージ

2. スムーズな校正・進捗管理を実現 オンライン校正によって、離れた場所にいる複数の校正担当者も同時に作業が可能。校正期間を短縮し集約の手間も軽減します。さらに、EQUIOS Onlineのダッシュボード画面では担当案件の校正期限や、全体の進捗状況を分かりやすく表示。円滑な業務進行をサポートします。

画面イメージ ジョブごとの進捗管理も効率的に


制作会社の抱える課題

1. 製版修正指示が分かりづらい 印刷会社からチェックバックを電話やメールで受けたときに、製版修正指示の内容が分かりづらく、製版の知識や経験が少ないと手間取ってしまうことがある。

2. データ確認の待機時間が長い 制作会社と印刷会社では勤務体系が異なるため、夜間に入稿したデータのチェックバックが翌日になり、効率的に進められない。他の業務との兼ね合いもあり、できればタイムリーにチェックバックしてほしい。

3. タイムリーに校正結果を確認できない クライアントの校正は印刷会社を介して行うため、校了や修正の指示をもらうまでにタイムラグが発生している。クライアントからの校正結果をすぐに確認できたら、もっと業務を効率化できるのに。

EQUIOS Online で解決

1. 分かりやすい製版修正指示をオンラインで SCREEN独自の表示方法を採用し、プリフライトで判明したエラーや警告の内容などを視覚的に表示。製版知識や経験の少ないデザイナーも的確な修正ができます。

2. 入稿データの確認工程を効率化 制作会社からPDFが入稿されると、自動でプリフライト処理を実施。データ入稿時点で印刷に適したデータかチェックできるため、待機時間を削減できます。

フローイメージ

3. 校正結果をタイムリーに確認 オンライン上で校正結果を直接確認できるため、即座に修正作業に入れます。前校と修正校の差分も簡単に検版で確認可能で、業務の効率化が図れます。

画面イメージ エラーを視覚的にデザイナーやクライアントへ通知


印刷会社の抱える課題

1. 確認や連絡に追われ、本来の業務が疎かに 入稿窓口がFTPサーバーやメール添付、データ転送サービスなど、多岐にわたっており、煩雑なデータの整理に加え、クライアントごとに異なるデータやりとりの対応など、連絡や確認に追われ、本来の営業活動や制作に注力できない。

2. 社内間の連携不足で、ミスやロスが発生 社内の営業、制作、製版の工程間のコミュニケーションが取れていないため、受注後に制作と製版で工程が途切れてしまい、ミスや時間のロスなどが発生することがある。

3. 長時間労働の常態化 データ入稿や校正業務が社内でしか行えず、打ち合わせや営業回りの後にわざわざ帰社して作業する必要がある。働き方改革が求められる中、業務の効率化やリモートワークが進まない。

EQUIOS Online で解決

1. 営業の負担を軽減 データ入稿をはじめ、各担当者への確認メール、進捗管理などの業務をEQUIOS Onlineに集約。最終承認者の履歴まで細かくログが残るため、指示間違いやデータの先祖帰りも防止でき、営業や制作の負担を大きく削減。本来の業務に専念でき、付加価値の高い提案を可能にします。

2. 社内の運用を効率化 制作、製版の工程をEQUIOSと連携し、EQUIOS Onlineが一元管理します。PDFのプリフライトや修正校作成時の検版チェック業務を大幅に効率化。校了承認後のデータは、CTPやPODへ出力が可能です。

フローイメージ

3. 働き方改革の推進 オンライン入稿・校正の実現で、自宅や移動途中での作業が可能に。会社や工場など拠点に依存した業務の進め方を改善し、長時間労働を軽減。リモートワークの推進にも貢献します。さらに、EQUIOS Onlineで校正の進捗状況も把握できるため、進行管理をよりスムーズに行えます。

画面イメージ さまざまな方法での校正を画面上で


eq-porter.png

まずは入稿データのファイル送信から始めたいというお客さまに、データ入稿機能に特化した「EQUIOS Online File Porter」をご用意。
さまざまな形式のデータをドラッグ&ドロップで入稿可能。従来の FTP サーバーやメール添付、データ転送サービスなどによる煩雑な入稿作業を集約できます。入稿と同時にメール配信もできるため、工数や時間、担当者の負担を大幅に軽減します。
将来、「EQUIOS Online」へのアップグレードももちろん可能です。



EQUIOS Online運用サポートプログラム

EQUIOS Onlineを導入いただいた印刷会社向けに、運用サポートプログラムをご用意いたしました。
校正業務の運用相談やクライアントへの説明支援など、充実したサポートで印刷会社のオンライン校正の運用確立を支援します。

詳細はこちら

イメージ

仕様

動作環境(サーバー)

【推奨】 CPU Xeon QuadCore 以上の搭載プロセッサ
※検版オプション「EyeMineEQ Online」共存時は、2CPUを推奨
【推奨】 メモリ 8GB以上
【推奨】 ハードディスク 100GB以上の空き容量
【必須】 OS 最新のWindowsアップデートをすべて適用した
Windows Server 2019 Standard 64bit、Windows Server 2016 Standard 64bit

動作環境(クライアント)

【推奨OS】 各推奨ブラウザの最新バージョンが動作するOSバージョン
【推奨Webブラウザ】 Windows:Google Chrome
Mac:Safari
iPad:Safari

連携ワークフロー

EQUIOS EQUIOS PT-R/Rite/PPP Ver.9.00EQ011 以上
ならびに Ver.10.00EQ001 以上

※EQUIOS Inspectionとの共存はできません。