サインディスプレー向け大サイズUVインクジェット印刷機を開発
~当社グループのシナジー効果で、世界的なビジネス展開を加速~

 大日本スクリーン製造株式会社はこのほど、グループ企業である英国のインカ・デジタル・プリンターズ社(以下、インカ社)と、両社が長年培ったコア技術を融合することによって、大サイズUVインクジェット印刷機「Truepress Jet W3200UV」を開発しました。この装置の販売を2013年10月から開始し、需要が旺盛なサインディスプレー市場を中心に世界的なビジネス展開を加速させます。

 近年、消費者の嗜好しこうの多様化に伴い、商品のライフサイクルがますます短くなっており、商品広告の更新頻度が高まっています。そのため、サインディスプレー業界では、従来の屋外看板だけでなく、店舗のショーウインドーなどの空間装飾やPOP広告など、消費行動を喚起する高品質な印刷広告への需要が拡大しています。そして、さまざまな基材に直接印刷でき、乾燥時間が不要なことから、水性系・溶剤系インクジェット印刷機に比べて制作時間を大幅に短縮できるUV硬化型インクジェット印刷機に注目が集まっており、2011年から2017年の間で年平均3%の成長が見込まれる※1など、市場の拡大が予測されています。

 当社はこのような業界の動向を受け、当社のグループ企業であり、主に欧米のサインディスプレー業界において大サイズUVインクジェット印刷機のトップブランドであるインカ社と共同で、両社が長年培ったコア技術を融合し、新たに大サイズUVインクジェット印刷機「Truepress Jet W3200UV」を開発しました。この装置は、新開発のプリントヘッドモジュールを搭載することで、1時間当たり84平方メートルというクラス最高レベルの印刷速度を実現するとともに、CMYK※2の標準4色に加え、ライトシアン・ライトマゼンタおよび、ホワイトにもオプションで対応。さまざまな基材に対し、高精細で滑らかな印刷を可能にしました。また、基材の曲げや断裁に強い当社独自の「Truepressインク」を使用することで、幅広い施工に対応できる装置となっています。

 当社は、今回の「Truepress Jet W3200UV」の発売により、大サイズ印刷市場でのビジネスの拡大を目指します。そして、今後も世界の印刷・製版業界のさまざまなニーズに応え、同業界の発展に貢献していきます。

■ 大日本スクリーン製造株式会社
 1943年設立。創業以来、印刷・製版関連分野で幅広く展開し、現在もサーマルCTP装置やオンデマンド印刷機などを手掛ける業界トップメーカー。コア技術であるフォトリソグラフィー(写真蝕刻)を応用し、半導体製造装置、フラットパネルディスプレー製造装置、プリント基板製造装置など、さまざまな分野で数多くの世界トップシェア製品を開発し、その事業領域を拡大している。(www.screen.co.jp
■ インカ・デジタル・プリンターズ
 2000年5月に英国ケンブリッジコンサルタンツから起業したベンチャー企業。2005年6月、大日本スクリーン製造のグループ会社となる。インクジェットプリンターの先駆者であり、大サイズUVプリンターのトップブランドのひとつ。サインディスプレー市場などで実績を重ねるとともに、インクジェット技術を応用し新たな分野への展開を進めている。(www.incadigital.com

※1 出典:I.T.Strategies「Wide format inkjet graphics forecast 2013」
※2 CMYK:シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色

* この装置は、6月25日(火)から29日(土)まで英国・ロンドンで開催される世界最大規模のスクリーン印刷関連機材展「FESPA 2013」でご紹介します。

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