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ロール式高速インクジェット印刷機「Truepress Jet520NX」を開発 ~新開発のヘッドモジュールにより、デジタル印刷ビジネスの拡大をけん引~

2016.05.30

株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズは、長年培ってきた画像処理技術とインクジェット技術を活用して、新型ロール式高速インクジェット印刷機「Truepress Jet520NX」を開発しました。

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Truepress Jet520NX 
☆この画像の印刷用データ(解像度300dpi)は、下記URLよりダウンロードできます。 
(www.screen.co.jp/press/download/GPN160530-2.zip) 

近年、多品種・小ロットといった、消費者一人一人の多様な嗜好に合わせた印刷への需要が拡大していることに伴い、ダイレクトメールや請求書などのバリアブル(可変)印刷※1の必要性がますます高まっています。また、世界の連続帳票※2関連の印刷物は年々増加の傾向を示しており、2020年の出荷高は、2010年比で約1.4倍になると予想※3されています。これを受けて印刷会社では、印刷品質と生産性の向上に加え、新たな付加価値を訴求した独自のサービスを開始しており、さまざまなアイデアを実現できる拡張性の高い設備への期待と要求が高まっています。
このような動向を受けて当社は、累計1,000台以上の製造・出荷実績を持つロール式高速インクジェット印刷機の新たな機種として「Truepress Jet520NX」を開発。新開発の5インチヘッドモジュールを搭載し、最大600×1,200dpiの高解像度を実現。さらにインクの液滴量制御機能により、従来機とは一線を画す、豊かな色再現を可能にしました。また、標準の4色カラーインク用の印刷ヘッドに加え、5色目となるエキストラインクヘッドの搭載により、磁気インク、紫外線発光インクなどの特殊インクへの対応が可能。製品マニュアルをはじめ、顧客データベースを基に作られるダイレクトメール、請求書などのほか、偽造防止効果のある印刷にも対応できます。「Truepress Jet520」からのスムーズな置き換えに配慮した装置設計も採用。印刷会社の持つ新しいアイデアやソリューションの可能性の創造をリードします。
当社は、2006年に「Truepress Jet520シリーズ」の販売を開始して以来、安定した品質で高速に印刷できる優れた性能により、バリアブル印刷分野において高い評価をいただいてきました。そして、2017年2月に市場投入を予定している今回の「Truepress Jet520NX」により、今後も印刷ビジネスの拡大につながるソリューションを提案し、印刷業界の発展に貢献していきます。

 

* 本装置は、2016年5月31日(火)から6月10日(金)までドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大の国際総合印刷機材展「drupa2016」でご紹介します。

※1 可変データを使用して、印刷するページの一枚一枚に対して、内容を差し替えて印刷を行う方式。
※2 プリンターなどの用紙の一種で、連続印刷が可能な長い用紙のこと。
※3 2010年の連続帳票印刷出荷高は約123億ドル。2020年には約170億ドルに増加すると予想されている。(出典:Smithers Pira)

 

● 本件についてのお問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ
事業統轄部 事業企画課
Tel: 075-414-7610
Fax:075-417-2705
URL:www.screen.co.jp/gp/

 

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